いびきを録音するアプリで、実際に何がわかるのか
スマホでいびきを録音すると何がわかるのか、実際に一晩試しました。大きな音の時間は1分、ピークは02:19でした。この記録から言えることだけを書きます。
自分の夜の音を、一度確かめてみることにした
いびきがうるさいと言われたことが、これまでに何度かあります。自分では自分の声も音も聞こえないので、本当にそうなのか、どれくらいの時間続いているのか、確かめる方法がありませんでした。
スマホでその夜の音を録音できるアプリがあると知って、まずは一晩、試してみることにしました。特別な機材はいりません。普段から使っているスマホが一台あれば、それで足ります。
録音と聞くと身構えてしまいますが、実際にやることは多くありません。眠る前にアプリを開いてタップし、あとは朝までそのままにしておくだけです。途中で何かを操作する必要はありません。
夜の音を確かめる方法はいくつかあると思いますが、今回試したのは、眠っている間ずっとスマホに録らせておくという、いちばん手間の少ない方法です。誰かに聞いてもらう必要も、機械を体に取り付ける必要もありません。
試してみようと思った理由は単純です。うるさいと言われるたびに、自分では確かめようがないことがずっと気になっていました。一晩だけでも、実際の記録を見てみたいと思いました。
この記事では、実際に一晩試してみて、朝の画面に何が残っていたかだけを書きます。うるさかったかどうかは、自分の耳で聞き返した範囲でしか言いません。
タップして記録を止めた瞬間、画面にすぐ結果が出るわけではありません。少し待ってから、朝の一覧に追加される形で表示されました。
8月30日の夜、残っていたもの
8月30日の夜は、1時間9分を録音しました。いつもより短い時間ですが、アプリの側で何か特別な設定をしたわけではなく、その夜はその長さで記録を終えています。
この夜は、過去14日間の記録の中で数えると11晩目にあたります。毎晩欠かさず録れているわけではありませんが、ここ最近は続けて記録できています。
1時間9分という長さは、これまでの中でもかなり短い部類に入ります。録音の開始と終了は自分のタップで決まるので、寝つくのが遅かった夜や、途中で止めてしまった夜は、こうして短く残ることがあります。
朝の画面に残っていたのは、大きな音の時間が1分、ピークは02:19という記録でした。目が覚めたときの気分は「ふつう」でした。
短い記録だからといって、画面に出てくる項目が減るわけではありません。大きな音の時間、ピーク、目覚めの気分は、いつもと同じ形で並びます。
大きな音の時間は、決して長くありません。それでもゼロではなかった、というのが今回わかったことです。自分の感覚だけでは、この1分があったことに気づけなかったと思います。
一番大きかった瞬間は、アプリの画面から自分の耳で聞き返せます。次に大きかった瞬間、その次の瞬間も同じように残っていて、順番に確かめることができます。
その夜の気分に応じて、あとから短いタグを付けることもできます。今回は特に付けませんでしたが、付けても付けなくても、その夜の数字自体は変わりません。
スマホを置くだけの方法
やったことは、スマホを枕元に置いて、寝る前にタップしただけです。画面を下にして、いつもの場所に置きます。画面が消えても録音は続き、朝は長押しで終えます。
近くにある音ほど大きく録れるので、置き場所はいつも同じにしています。枕の上ではなく、枕のすぐ横の台の上です。
寝る前の画面では、マイクと空き容量だけを確認します。それを見たらタップして夜を始め、朝は自分で終えるまで録音は止まりません。
夜のあいだ、スマホ自体は何か特別な動きをしているようには見えません。画面は暗いままで、通知も来ず、翌朝タップするまでは何も表示が変わりません。
毎晩必ず同じ時間に始める必要もありません。眠る前にタップし忘れた夜は、そのまま記録が残らないだけで、翌日また同じように始めれば、それで十分です。
バッテリーについても、特別な準備はしていません。いつも寝る前に充電しておく程度で、朝まで録音が止まってしまったことはありません。
スマホの向きや充電ケーブルのつなぎ方についても、特に気を使うことはありませんでした。いつも通り、枕元の台の上に置いてケーブルをつないだだけです。
もっと手軽に済ませたい人は、スマホに最初から入っているボイスメモで一晩録っておくだけでも、あとから聞き返すことはできます。大きな音の時間やピークを自動でまとめてはくれないので、そこにかかる手間が違うだけです。
マイクの許可を聞かれるのは、最初の一度だけでした。あとから設定で変えられますし、許可していなければ何も録音されず、失われるものもありません。
残るもの、残らないもの
音がどこへ行くのかは、いつも同じ一文で説明されています。「音はどこにも送りません。残るのは大きかったところだけです。」8月30日の夜も、1時間9分ぶんの音がそのまま残っているわけではなく、大きかった1分と、そのすぐ前後の短い部分だけが手元に残りました。
朝の画面には、その夜の数字だけでなく、これまでの夜を並べて見られる場所もあります。大きな音の時間がいつもより多いのか少ないのか、過去の記録と一緒に確かめることができます。
一番大きかった瞬間の音は、自分の耳で聞き返せます。それ以外の、静かだった時間の音は、はじめから残りません。音そのものを聞き返せるのは、いちばん大きかった瞬間から数えて数回ぶんだけです。
録音はこの端末に14晩ぶん残り、古いものから自動で消えます。消すための操作は要りません。音が消えたあとも、大きな音の時間とピークの数字だけは、そのまま手元に残り続けます。
この記録を残しておくのに、追加でお金がかかったことはありません。録音を始めるのも、朝の画面を見るのも、これまでのところ同じように使えています。
Nagiができるのは、夜の大きな音の時間とピークを記録して、朝に聞き返せるようにすることだけです。判定はしません。
今、分かっていること
今回わかったのは、8月30日の自分の夜が1分だけうるさかった、ということだけです。それが多いのか少ないのか、今の一晩だけでは言えません。
うるさいと言われた理由を、これで説明できたとは思っていません。分かったのは、8月30日の夜に鳴っていた音の長さと、その時刻だけです。
これから何晩か同じ方法で記録を続けて、並べてみようと思います。何晩かたまれば、その夜が普段より多いのか少ないのか、くらいは言えるようになるかもしれません。それでも、今夜の答えを先に出すことはしません。
他の人に聞いてもらうのではなく、自分の記録として残しておけることが、この方法のいちばんの違いだと感じています。
自分の耳では聞こえない夜の音を、朝になってから確かめる。スマホを置くだけで、それができることが、今回わかったことです。
治し方や治療のことは、お医者さんに聞くのがいちばん確かだと思います。Nagiにできるのは、夜の音を録って、うるさかった時間とピークを朝に聞き返せるようにすることだけです。判定はされません、記録だけです。
