低気圧の夜は、自分のいびきが増えているのか
気圧が変わりやすい季節に、自分の一晩を録音しました。大きな音の時間は13分、ピークは08:43です。原因については書きません。
気圧が変わりやすい季節に
気圧が変わりやすい季節になりました。台風が近づくたびに、なんとなく寝苦しいと感じる夜があります。低気圧の夜は自分のいびきが増える、とよく言われますが、実際にどうなのか確かめたことがありませんでした。
体がだるい、頭が重い、という話は季節のたびに聞きます。それでも自分の夜の音そのものを見た記憶はありません。感じているものと、実際に鳴っている音は、同じとは限らないと思ったのが始まりです。
確かめてみようと思ったのは、この時期になると毎年同じような投稿を見かけるからです。自分だけが気になっているわけではなさそうだ、という程度のことしか、今はまだ分かりません。
そこでこの時期の一晩を、枕元に置いたスマホでそのまま録音してみることにしました。特別な準備はいりません。いつも眠る場所にスマホを置いて、朝までそのままにしておくだけです。
8月29日の夜、残っていたもの
8月29日の夜は、9時間39分を録音しました。朝の画面に残っていたのは、大きな音の時間が13分、ピークは08:43という記録です。目が覚めたときの気分は「よく眠れた」でした。
9時間39分という長さそのものは、いつもと大きく変わりません。録音の始まりと終わりは自分でタップして決めるので、夜によって長さは多少前後します。
気分は良かったのに、大きな音の時間はゼロではありませんでした。数字と体感は、必ずしも一致しません。それが一晩の記録から分かることのひとつです。
つらかった夜と、よく眠れた夜を比べても、記録の残し方は変わりません。悪い夜のほうが手間がかかる、ということはなく、タップの回数はいつも同じです。
その夜にあったことを、あとから短いタグで残すこともできます。お酒を飲んだ、鼻がつまっていた、といった一言です。タグを付けても、その夜の数字自体は変わりません。あとで夜を並べるときの手がかりになるだけです。
気圧の話と自分の記録を、同じ日の上に並べてみることはできます。ただしこれは一晩だけの話です。何日分もためて比べたわけではないので、この夜がいつもと違ったのかどうかは、まだ言えません。
スマホを置くだけの方法
やったことは、スマホを枕元に置いて、寝る前にタップしただけです。画面を下にして、いつもの場所に置きます。画面が消えても録音は続き、朝は長押しで終えます。特別なマイクも、身につける機器も使っていません。
近くにある音ほど大きく録れるので、置き場所だけはいつも同じにしています。枕の上ではなく、枕のすぐ横の台の上です。
寝る前の画面では、マイクと空き容量だけを確かめます。それを見たらタップして夜を始め、朝は自分で終えるまで録音は止まりません。
マイクを許可するかどうかを聞かれるのは、最初の一度だけです。あとから設定で変えられますし、許可していなければ録音はされませんし、失われるものもありません。
残るもの、残らないもの
音がどこへ行くのかは、いつも同じ一文で説明されています。「音はどこにも送りません。残るのは大きかったところだけです。」一晩ぶんの音がそのまま残っているわけではなく、大きかった13分と、そのすぐあとの静かな部分だけが手元に残ります。
一番大きかった瞬間の音は、自分の耳で聞き返せます。次に大きかった瞬間、その次の瞬間も残っていて、順番に聞くことができます。それ以外の時間の音は、はじめから残りません。
録音はこの端末に14晩ぶん残り、古いものから自動で消えます。消すための操作は要りません。音が消えたあとも、大きな音の時間とピークの数字だけは、そのまま手元に残り続けます。
今夜はどうだろうか
その夜の空気と、その夜の記録を並べて置いただけです。原因だとは言いません。気圧が下がったから眠れなかった、とこの記録だけで言えることではないからです。
言えるのは、8月29日の自分の夜が13分うるさかった、ということだけです。この季節がまた来るたびに、同じ場所にスマホを置いて、もう何晩か記録を並べてみようと思います。何晩かたまれば、いつもより多いか少ないかくらいは言えるようになるかもしれません。それでも、今夜の答えを先に出すことはしません。
今夜、あなたの部屋の音はいつもと同じでしょうか。答えは天気予報の中ではなく、明日の朝の自分の記録の中にあります。
治し方や治療のことは、お医者さんに聞くのがいちばん確かだと思います。Nagiにできるのは、夜の音を録って、うるさかった時間とピークを朝に聞き返せるようにすることだけです。判定はされません、記録だけです。
